今日、2016年(平成28年)12月24日の夜と、明日、12月25日の夜、京都タワーが赤と緑の2色でライトアップされます(ライトアップされました)。
このクリスマスに合わせたライトアップは過去にも実施されており、2014年(平成26年)は京都市北区の船岡山から撮影しています。
ただし、2014年のクリスマスと異なり、今年は特別に2色のライトが回転すると事前にアナウンスされていました。
もちろん、京都タワーの塔体自身がぐるぐると回ったり、展望室の床が回転するわけではなく、2色に色分けされたライトアップのパターンが回転します。
これは今年の春に京都タワーの夜間照明がLED化されたからこそ可能となった企画であり、以前のマルチハロゲン灯+色付きフィルムによる照明では実現が困難でした。
そういえば、昔は比叡山四明岳の展望閣も回転していた、あれこそ展望台の床が回転していたなと、そのようなことを思い出します。
京都タワー史上、初めての「回転ライトアップ」ということで、私もどこかの山の上から写真を撮影しておこうと考えます。
現状、2色で色分けされるライトアップは塔体の東面に1色、西面に1色というケースが多く、両色とも確認したいのであれば、京都タワーの真北寄り、ないし真南寄りから望むのが適切と言えるでしょう。
そうなると、京都タワーのほぼ真北に位置する上賀茂から望むのが最適ですが、あいにく、今日の京都市は夕方頃に雨が降り、おそらく、どの山も地面が濡れ、岩場は滑りやすくなっていると予想されます。
当方の時間の都合もあり、けっきょく、上賀茂は諦め、いつもの山の上から撮影することに。
約1分40秒の動画です。音声無し。
赤と緑2色のクリスマスカラーでライトアップされた京都タワーを動画で遠望撮影。
このライトアップは2016年12月24日と25日の18時~21時の間に実施され、両日の19時~と20時~の各1分間ずつ、特別に塔体照明のパターンが回転します(回転しました)。
京都タワーの左遠方には週末のみライトアップされる伏見桃山城も写っており、右後方には京都駅ビルの巨大クリスマスツリー(の上部)も写っています。
7秒~ 京都駅ビルの巨大クリスマスツリーが消灯
22秒~ 京都タワーの赤と緑のライトアップが回転開始
1分8秒~ 京都駅ビルの巨大クリスマスツリーが再点灯(点滅)
1分22秒~ 京都タワーの赤と緑のライトアップが回転終了
よくよく動画を眺めると、巨大クリスマスツリーのイルミネーションも途中で消灯したり再点灯しています。
場所が分かりにくい場合は、下の写真を参考に。
念のために申し上げておきますが、撮影地点から京都駅まで直線距離で約6kmほど離れていますので、肉眼で巨大ツリーを認識するのは困難です。
京都タワーは目が良い方であれば見付けるのも容易でしょう。
そういえば、昨年のクリスマスイヴも船岡山を登りましたね……。
今年と同様、山上での滞在時間は10分程度でしたが、冬のダイヤモンドに囲まれた美しい月暈を撮影できました。
その話は上の記事に。
船岡山から撮影した、ある景色の写真も掲載しています。
話を戻して……、

京都タワーのXmas特別ライトアップ。クリスマスイヴに撮影。
赤と緑2色にライトアップされた京都タワーと京都駅ビルの巨大ツリーを船岡山から遠望する。
京都タワーの塔体照明が19時に回転する直前に撮影しました。
船岡山は京都タワーの真北に位置するわけではありませんが、写真で見てみると、赤と緑、綺麗に2等分して色分けされているように感じます。
どうやら、正確に東西で色分けされていたわけではないようで、結果的に船岡山から眺望して良かったと言えるでしょう。
滞在時間は短いものでしたが、聖夜を彩るライトアップを撮影できて満足です。
山を登る前に他の方とメロンをいただきましたが、皮の緑色と果肉の橙色を見て、これもクリスマスカラーに近い色合いだと気付きました。
そして今、通常の白色でライトアップされているであろう京都タワーに思いを馳せて、主に赤と白の2色で構成された大きなクリスマスケーキをいただきながら、この記事を記しています。
船岡山(OpenStreetMap日本)
「船岡山(フナオカヤマ)(ふなおかやま)」標高111.6m(三等三角点「船岡山」)
京都府京都市北区
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